熱帯にいると果物には事欠かない。夜中にトタン屋根に何かが落ちてきて大きな音がする。結構うるさい。たいていの場合は、インディアン・マンゴーか緑色のミカンのような果物だ。

これを拾っている人がいて、ちょうどそこに通りかかったら3つくれた。生活費を節約しないとやっていけないから、食費は切り詰めたい。調理用具もガスもないから、パン・缶詰とトマト・オクラなどの野菜、バナナかマンゴーの果物というのが、毎日の食事の取り合わせになっている。イワシやサバの缶詰も50-60ペソする。前から市場で売っている干魚が気になっていた。アジのような干魚(アジではない)が250g60ペソだった。インドイワシ(多分)の干し魚は250g20ペソだ。とてもしょっぱいので多くは食べられない。一回に食べられるのは50g程度だ。缶詰の場合は、開缶すると保存が問題になる。発泡スチロールの箱で手製の冷蔵庫を作って、そこに保存するのだが、研究室の冷凍庫から氷を持ってきて入れ替えたりするので結構めんどうくさい。その点、干魚はもともと保存食だ。ということで、ただで手に入れたミカンと干魚という夕食を試してみた。ミカンはまだ緑色でそんなに大きくない。スダチよりは大きいがカボスよりは小さい。現地ではカラマンシーというライムがスダチ代わりに使われる。それに比べると少し甘みが豊かだ。干し魚との取り合わせもそう悪くなかったが、夜中にのどが渇いて困った。