与えられたオフィースで作業していたら、誰かがドアをノックする。どうぞと言ったら、いつもニコニコ挨拶してくれる用務員のようなおじさんが入ってきて、おずおずをお供え物の様に何かを差し出す。受け取ってみたら写真の缶詰だ。私に餌を与えるのが流行っているのでよく果物を貰うのだが、缶詰は初めてだ。多分、私の日常生活について情報が入っているらしく、内容はイワシの缶詰だ。イワシの缶詰は大量によく買う。好きだからではなくて、安いからだ。だが、これで海の物・山の物がそろったことになる。神饌(お供え物)としては完璧だ。受け取ったらさらにニコニコと嬉しそうに帰っていった。

いよいよやばい。こういうことを繰り返していると、そのうち、天変地異が起きて災害があったり、凶作になったりする。疫病が流行るかもしれない。そうなると、邪悪な神を祀ったものとして、磔になったり火あぶりになったりする。そろそろ何とかしないと身の危険がありそうだ。